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工房日記(日々徒然)

日常茶飯。亀更新になりますがよろしくお願いします。
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樹海の糸とナイトルーラー

 昨日某様からこないだ送った荷物のお礼状が届いたんですが。
 彼女が便箋にしていたのが、上山道郎先生(漫画版ゾイド描いてる方です)の、こないだ第1部完という事になってしまった(先生、これで晴れて無職ですってそんな身も蓋もない事を~)「鉄甲神剣ゴウジン」の一部分のコピーだったんですけど(その裏に文章を綴っているんですけど)・・。

 そこに、敵キャラらしいコジロウ・ムラクモという人物がいたんですが・・・。
 私にはこの人がカール兄様に見えるんじゃあああ!!(絶叫)
 ・・・いや、金髪?なのは前髪だけなんです。他は黒髪なんです。ポニーテールなんです。両方のうなじの辺りで細かい三つ編みとかもしてるんです。なのに、なのに、彼の顔だけ見てると私にはどうしてもカール兄様に見えるのよう~。
 私のカール・シュバルツ変換病はもはや末期ですか?そうですか・・・ええ、否定はしませんとも(開き直りかよ)
 敢えて彼を別キャラに例えるとするならば、ゾイドジェネシスのセイジュウロウさんにも見えるなあとか思いつつ。はい、つまりはいい男なのです。ちょっとタイプなのです(笑)
 ・・っていうか、ゴウジンが鬼哭霊気(byゴッドサイザー)に見えるって言っちゃ駄目?コジロウが乗ってたのがオーガノイドに見えるとか言っちゃ駄目?(禁句か?)
 そういやコミックス1巻買うの忘れてるなあ俺(爆)

 すいません。上の文章、一応前置きなんです(苦笑)
 いや、彼女に、私的(1部)シュバレイソングたるCoccoの「樹海の糸」のシングルCDを送ったのですよ。この曲を聴かなかったら、私多分「天国の大罪」は書いてないんで。で、彼女からのお返事中に、サビの部分の解釈がしずらい旨の一言がありましたんで・・ちょっと思う所があるんで、まあ半分は某様への私文なんですけども、もう半分はうちのサイトの連載小説にも関わるおはなしなんで、ここで書かせて頂くという形を取る事にしました。
 といっても、西洋占星術に関する専門知識的な話でもあるんで、難しい話がお嫌いでしたら撤退してくださいにゅ。

 えー、12星座(黄道12宮)の事を西洋占星術では12サインといいますが、この12サインにはそれぞれ支配星というものがあるんですね。
 12サインがマンションのお部屋だとすると支配星はそこに住んでる住人のようなもので。よって本来のお部屋に支配星がいればいかんなく実力を発揮するというか星もくつろげるわけですが、その分エネルギーが籠って他の(12)サインやハウス(ハウスについては後程説明します)に流れていかない・・応用的な活用がしづらくなるという側面もあるんですけれども。
 列記しますと、牡羊座の支配星は火星です。以下、牡牛座/金星、双子座/水星、蟹座/月、獅子座/太陽、乙女座/水星、天秤座/金星、蠍座/冥王星、射手座/木星、山羊座/土星、水瓶座/天王星、魚座/海王星となっております。
 ただ、上記の配置は19世紀に土星以遠の惑星が発見されてからの話でして。サインは12あるのに太陽系の星は(衛星である月を入れても)地球を除いて10個しかないんで2つのサインを担当してる星もあるんですけど・・なもんで地球を乙女座の支配星にしようとか、またはこないだ発見された冥王星より更に外側の惑星を新たに支配星にしようとかいう動きもあるようなんですが、一般的ではないのですね。
 中世の世界観というか宇宙観では土星以内の地球除いて7つの星しかなかったもんで(しかも天動説。なので太陽も恒星ではなく惑星扱いなんですが。この地球から見た場合の見かけ上の太陽の軌道を黄道といい、それを12分割したものが黄道12宮なので、西洋占星術での12星座って空に浮かんでいる星座とは本来関係はないんだよね。日本で紹介された時にそういう訳し方をしたもんでややこしい事になってんだけどさ)当然ながら支配星も今よりもっと被ってました。
 具体的に言うと、中世では蠍座の支配星は火星で、水瓶座の支配星は土星で、魚座の支配星は木星でした。で、現在の支配星をデイルーラーというのに対して、上記の3星座に限っては昔の支配星をナイトルーラー(副支配星)と言うのです。つまり支配星が2つあるのね。デイルーラーが(土星以遠の惑星は深層心理面を表しているので現実生活に具体的に目に見える影響を及ぼしにくいので)主に心理面にはたらきかけるのに対し、ナイトルーラーは(土星より内側の惑星なんで)より現実面に影響を及ぼすとされています。

 個人の出生天宮図(ホロスコープ)においては、大抵支配星は本来のお部屋にはいません。自分のマンションの部屋からどっか別の部屋にお出かけをしています。ただ、その部屋(12サイン)のエネルギーの主体は支配星にあるんで・・・つまりそれで個人がこだわっている事とかどういう分野だと個性を発揮しやすいかとか、一連のエネルギーの流れを読み取るというのも西洋占星術の技法の1つでして。
 さっき書いた、マンションの本来のお部屋に住人(支配星)がいる状態を支配星回帰というんですが・・この場合、支配星の力は没入しやすいんだよね。何の為にっていう目的が生じにくくなる。その(12)サインやハウス(室ともいう。室はその人が生まれた瞬間の東の地平線が12サインの何座の何度にあったかを基準にして1室の始まりとし、そこから12分割したもので、大抵は12サインとずれています。誰もが牡羊座が1室になるとは限らないという事です。ちなみにサインの方が心理面、ハウスはサインをより具体的現実的な活動分野にあてはめたものとされています)の力は非常に強化されるんだけど、本人はそれを自覚してない事も多いし、他人から見るとそのサインやハウスの分野においてその人はとても我儘というか不愉快に見える事も多いです。ま、それも個性のうちなんだけどさ。

 で、ここからやっと本題なんですが(苦笑)
 私の手持ちの占星術の本で例題の1つとして、7室の支配星が12室にある場合というのがあるんですが、そこには『第7ハウスは結婚相手を表します。第7ハウスの支配星が無形化された第12ハウスにある人は、かなりの比率で結婚相手が姿を消したり、また離婚したりします。この現象は現実的には不幸に見えます。しかしその人の心の中ではパートナーの印象が心の奥底に深く刻まれ理想化されてゆく傾向があり、その人にある種の充実感をもたらしている事も事実なのです。つまり現実的な相手との付き合いよりも、夢の中での理想的なパートナーとの関係を夢見るが故に現実に相手が消えてしまうというきっかけが既に存在しているのです』とあるんだな。
 これを私的に解釈すると・・ずっと好きで付き合っていたくても、時と共に相手や自分が変貌した時にそうはいかなくなる場合があって・・・でも頭の中に(イメージとして)住んでいる人はもう変貌しないし自分が忘れさえしなければずっと存在してるし心の中で対話するという形で付き合えるし・・で、結果として現実的には相手が消える、あるいは無意識のうちに現実面での付き合いは早々に終わらせようとしてる節もあるのかもしれないと。同時にそれは、相手が抱いている自分に対するいいイメージ、あるいは美しいイメージが、現実での付き合いで壊れないうちに(それで嫌われないうちに)そのイメージだけ刻みつけて自分は消えてしまおうみたいな意図もあるのだろうかと。
 Coccoの「樹海の糸」のサビの部分って、まさにこの、7室の支配星が12室にある場合に近いんじゃないかと私は思うわけで。で、同時にそれは、うちの(1部)シュバレイの根幹に流れているテーマでもあるのかもしれないという風に、私は思っているわけで。ま、シュバレイというか主にうちのレイヴンが、ですが。

 まあ実の所、私自身、自分のホロスコープの7室の副支配星が12室にあるもんで、そういう解釈になっちゃうんだけどね。で、書いてる人間のそういうとこが、意識したわけではないがキャラクターに端的に表われているらしいと(爆)
 ナイトルーラー(副支配星)は現実面の現象として表れるという記述通り、(恋人は出来た試しはないが)私自身が大事だと思い長続きさせたいと思っている人との付き合いに限って現実にはそうはならないという事は何度もありましたね・・(苦笑)ただ、大抵の人は1つのハウスには2つか3つのサインが跨がっていて、私もカスプ(前のハウスとの境界線)の場合は(カスプがあるサインの)支配星が12室にあるんだけど、その後サインが変わるんで支配星が6室に移るんだよね。これは、年を取るに従ってハウスの後半の(サインの)支配星の影響が増すという事なんで、私も徐々に傾向が変わってくるのかもしれず。

 以上、まあ殆ど訳の分からない話になってしまったかもしれませんが、私が思う所を書いてみました。
 あー、某様、この件でもし何か分からない点があったら改めてお尋ね下さいまし~(以上私信)
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