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工房日記(日々徒然)

日常茶飯。亀更新になりますがよろしくお願いします。
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自分の事ではあまり悩まないようにしてる

 って言葉を某所というかある日記で聞きました。

 それは多分、悩みを聞いてくれる、受け止めてくれる人がいるからですね。
 あるいは周りの人が気を紛れさせてくれるというか楽しいし優しいから、結果的に悩む時間がないという事ではないんでしょうかね。
 そのどちらもない場合は、どうしたらいいんでしょう。1人で抱え込むしかない場合は?自分で自分を紛らわせるしかない場合は?
 てな事を言ってると、感謝の気持ちが足りない女だとか思われるんだろーなー私(苦笑い)
 俺も別に好きで悩んでるわけではないんだがな。結構ちょっとした事で劣等感を持ってしまう、そんなちっちゃい自分がますます嫌になる・・それが一番の問題なんだろうが・・・普段から別に大した事がなくても、こういう、上下動というか浮沈が割と激しいんで、これで何かあると、ここ最近は「もう自分結構生きてるしそれなりに頑張ったし、この世にいても何か役立たずだし、もうそろそろ死んでもいいかね」というベクトルに傾きがちになるわけで。まあでも、3年前よりはこれでもかなりマシにはなった方なんですけどね。
 私を取り巻く状況はあまり変わってはいない・・むしろ、絶縁状態に等しい知り合いの数自体は、櫛の歯が抜け落ちるように増えていってんですけども・・・・気持ち的に少し開き直ったというか、まあそんなもんでしょうと達観してるのかもしれず。それはそれでまたひとつ自分に絶望度が増したっぽくて危険といえば危険でもあるんですが。

 昨日、ポール牧さんが自殺されたというニュースを聞きました。
 3年前の自分を思い出しました。
 当時私は仕事柄、はぼ毎朝早朝10階建てのマンションにお邪魔していたもので、最上階から下を見下ろして、ここから飛び降りたら死ねるな~とかしょっちゅう考えていましたんで。実際遺書書いて持ち歩いてましたからね~。ま、たまたま私がどこか冷静でもあり小心者でもあったんで、マンションの住人さんとしては朝っぱらからスプラッタな光景見るのも嫌だろうしなー、死んだ私はよくても死体のお片付けをする人には迷惑な話だしなー、やっぱ飛び込むなら崖から海へか?あるいは青木ヶ原樹海に行くか?とか・・でもそれだと地球の土に還ってしまうから宇宙葬希望の私としては不本意だしなあ・・となると服毒か?とか、つらつら考えつつ、いつの間にやらマンション出てってたり、あるいは階下で猫の鳴き声がすると「あ、にゃんにゃんだー」とすっ飛んで行ってたんで(笑)今まで死ぬに至ってないってだけで・・つまり、私の場合は、その時生きる方向に背中を押してくれたものがあったんで、気持ちとしてはずっとそういう方向に向かいつつも結果としては生きていると。
 だから、手すりを乗り越えたくなる気持ちは、分かるよ。私はたまたま実行に移さずに済んだだけの事だから。結構、そこに至るまでには何度か逡巡はあるもんだと思いますが・・でも、乗り越えちゃう時は乗り越えちゃう。私はその事自体をとやかく言いたくはありません。ただ、もう苦しんでおられない事を祈るのみです。
 楽になれるなら死んでもいいのかとおっしゃりたい方は大勢いらっしゃるでしょう。ですが、実際死ぬ程苦しいという気持ちを抱えてずっと生きてくのはしんどいです。経験者として、何故そっちの道を選んだかと非難はしたくありません。

 ちなみに、今はもう遺書は持ち歩いてないですよ?
 ひとまず、餌をあげないといけない(いけないつーわけでもないが、待ってるからね)黒にゃんがいますので、明日も死なないですし。
 死にたい気持ち自体は今も多分薄まったわけではないんですが・・・それはそれとして、変えるとか根絶するとかではなしに、それもまた、生きている自分の今の気持ちであると考える事が出来るようになったのが、多分3年前と今の一番の違いですかね。昔はもうちょっと明るく前向きなというか、もうちょっと普通の人になりたかったんですが・・・今もかなり『自分は普通の人と違う』コンプレックスは巨大ですが、何かあると即、逃避願望発動という極端さは、私としては軽くなったな~と思っているのです。
 最後の砦が出来ましたので。5年位前から何度も崩壊というか自分で捨ててしまおうかと思いながら結局捨てなかったものが心の中に1つあるというか、2人いるというか。っても生きてる(実在の)人でない辺りが歪んでいるわけですが(苦笑)でもその代わり、あの2人はどこにも行かないし変わらないし。そうでなくては最後の砦にはならないわけですし。

 生きているから傷付きもする。死んだ心では傷付きようもない。そういう意味では生きてる限り私は情緒不安定であり、しょっちゅう死にたくはなるんだろうなと思いますけど・・・少なくとも、猫と、そして最後の砦になってくれている2人が私にもたらしてくれたものに感謝してる分、あ、ちょっとはレベルアップしたかなと思っている今日この頃です。
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